アウトドアを手軽に楽しむにはアウトドアクッキングが一番です。大自然の中でファミリーや仲間と力を合わせて作った手料理は一味も二味も違います。夜は車中泊する場合でも、アウトドアクッキングを一つのイベントとして取り入れることで、旅のムードが高まることは間違いありません。 ここで必要なアイテムをしっかりとチェックして、あれもこれもとついつい余分なアイテムを買ってしまったり、車に積んでしまって車中泊が出来なくなったりしてしまわないようにしましょう。(笑)
テーブルのサイズは大きいに越したことはありませんが、車中泊を中心に考えた場合、やはり収納時のサイズがコンパクトでなければなりません。折りたたみ式のテーブルは天板のサイズが大きくなればなるほど収納時のカサも取ってしまうので、ここではロールタイプのテーブルをおすすめします。 リンク先ページの商品説明欄を見ていただければわかると思いますが、収納時のサイズが非常にコンパクトになります。これならルーフボックスやカーゴスペースの隙間に入いりますよね。 脚の高さも2段階に調整できますので、低くすればテントの中でも使用できます。
2.チェア(椅子) チェアはなるべく座り心地の良い物を選びたい所ですが、これもやはり積荷として考えると、コンパクトに越したことはありません。特にチェアに関しては人数分を積むことになりますので気を付けたいところです。 アウトドア用のチェアには、サイドテーブルなどが付いた座り心地重視の物から、収納性を重視したコンパクト設計の物まで様々なタイプがありますが、皮肉なことに収納性を追求すればするほど座り心地が悪くなってしまうのが一般的です。 車中泊を中心に考えた場合の選び方のポイントは、「コンパクトさに重点を置き、程よく座り心地の良いイスを選ぶ」ことです。両方のバランスの良いチェアを選びましょう。 経験上、僕がおすすめするのはColman(コールマン)のスリムキャプテンチェアです。下のリンク先ページの商品説明欄で収納時のサイズを見てください。コンパクトさがわかるかと思います。もちろん座り心地も悪くありません。
小さな子供のいるファミリーの場合は、キッズ用のチェアも忘れず用意しましょう。平らな家庭と違い、凹凸のある地面に軽量化されたチェアを置き、そこに体重の軽い子供を座らせるのは非常に危険です。簡単に転倒してしまいます。旅先の事故は極力避けたいですので、必ずキッズ専用のチェアを用意するようにしましょう。
手軽に本格的なクッキングを楽しめるアイテムがツーバーナーです。文字通り2つのバーナーが同時に使えるので、片方でお湯を沸かしながら片方で料理を作る、といったことも出来ます。 ツーバーナーは使用する燃料によって2つのタイプがあり、ホワイトガソリンを使用するタイプと、LPガスを使用するタイプとに分かれます。その他にもカセットコンロ用のガスボンベを使用するものや、専用ガスボンベを使用するもありますが、火力の問題や他のアイテムとの互換性を考えると、やはり先の2タイプのどちらかが好ましいでしょう。 選び方としては、既に他の火器(ランタンやシングルバーナーなど)をお持ちの場合は、それらの燃料と同じタイプの物を選ぶのがベストです。複数種類の燃料を使用していると、切らしてしまった時がとても面倒くさいからです。 ツーバーナーが初めての火器で、車中泊を中心に考えるのであれば安全面からもLPガスタイプがおすすめです。より本格的にアウトドア気分を満喫したい方や「冬でも気合でアウトドアだ!」という方にはガソリン式の物をおすすめします。 下に両者のメリット・デメリットを比較してみましたので、購入時の参考にしてください。
また、ツーバーナーは結構、重量がありますので先に紹介したロールテーブルでは非常に不安定ですので、カーゴスペースに余裕のある方はツーバーナースタンドを兼ね合わせたキッチンテーブルも用意しておくと便利です。 スペースに余裕のない方は少し低くなりますが、前項で紹介した折りたたみ踏み台に板を乗せるなどの工夫をすると良いでしょう。
食器は家庭用の物でも用は足りますが、人数分を揃えるとなると結構なカサをとります。何よりアウトドアですから陶器では割れてしまいますし、紙皿では小さな子供では軽すぎてひっくり返してしまうことがあります。ですので、コンパクトに収納できて、ぶつけたり落としたりしても割れないメラミン製の物がおすすめです。 同じ理由で鍋も家庭用の物よりも、数種類の鍋やフライパンが重ねて収納できる物が良いでしょう。
初心者がついつい忘れがちなのが、この水タンクです。これさえあればどこでもアウトドアクッキングが楽しめます。メニューにもよりますが経験上、15Lタンクを2つ用意しておけば、ほとんどの場合、料理の準備から皿洗いまでこなせます。 車中泊をメインに考えると、使用しない時はペッタンコになる物が良いと思います。購入の際には水タンクスタンドもお忘れなく。これがあると作業が楽になります。
強い日差しを避けるためには必需品です。タープがあれば突然の雨などにも対応できますので、ぜひ用意しておきましょう。 また、車中泊とセットで考えるのであれば、タープの片方を車のルーフに設置するカーサイドタープ、車のルーフに常設しておくサイドオーニングを取り付けておくと便利です。サイドオーニングについては少し高価ですが、あれば非常に役に立ちます。
僕の場合、あり合わせの材料を使って少ない予算で自作しちゃいました。簡単に作った割りに、とても役に立っています。よければ参考にしてください。 ⇒とれはん流!自作サイドオーニングの作り方
次は「テント泊」をするために必要なアイテムをご紹介していきます。
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