快適な車中泊の第一条件。
不要な荷物を車内に持ち込まないこと。
キャンプから帰宅し、洗車する際にボックスを取り外して実際に積んでいた時と同じ状態で荷物を並べて撮影したものです。家族分のキャンプ道具が全て収まっています。積んでいるものは番号順に、①テーブル大、②テーブル小、③エアーベッド、④電動エアポンプ、⑤ツーバーナー&包丁まな板セット、⑥食器セット、⑦テントインナーマット、⑧イス2脚、⑨シュラフ(寝袋)2つ、⑩5人用テント、です。 通常、これだけの荷物を車内に積めば荷室はいっぱいになり、車中泊はとても無理ですが、我が家ではこのルーフボックスのおかげで荷室を空の状態でキャンプに行くことができます。キャンプの最中に突然、悪天候に見舞われた際でも簡単に車中泊に切り替えることができるのでとても安心です。
実は、この「PACKASPORT System115」は世界最大級のルーフボックスなのですが、海外ブランドのため、僕が知る限りでは日本未入荷の商品となっています(僕は幸運にも中古パーツ店で見つけました)。 日本で販売されている同クラスのルーフボックスとしては北欧スウェーデンで生まれた「Carisma(カリスマ)」というブランドがあります。こちらも国内での取扱店は希少ですが、このCarismaの「Bタイプ」の商品スペックを見る限り、「PACKASPORT System115」とほぼ同等の製品だと思います。 バインディング付きのスノーボードが8枚、さらに8人分のブーツが入ることが実験により立証されています。これは国産メーカーのルーフボックスでは、まずあり得ない驚異的な積載量です。 また、よく耳にするルーフボックス装着後の「風切り音」についてですが、僕が使用している限りではあまり気になったことはありません。高速道路での高速走行時でもほとんど気になりませんし、風の煽りに脅えたことも一度もありません。
ルーフボックスは高価なアイテムですが、これによって創り出される快適な車中泊スペースは、あなたの家族やお友達との最高の思い出作りを演出してくれます。ルーフボックスを装着することであなたの愛車の魅力がひとまわりもふたまわりもアップします。そのことを考えれば、決して高すぎる買い物ではないと僕は思います。 高価なキャンピングカーを買わなくても、このルーフボックスがあれば十分快適な空間を創り出すことができます。
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