「車中泊テクニック」番外編２ １．エンジンがかかった状態で電源を確保する方法
まず、エンジンがかかった状態で、車内で家電製品を使用するために必要な物は「DC/ACインバーター（以下インバーター）」という代物です。
これは、車載バッテリーから流れるDC電源（直流）を家電製品の使えるAC電源（交流）に変換するための装置です。このインバーターの入力端子をシガーソケットに差し込めば、インバーター本体のコンセントからAC電源が出力されます。
インバーターはいろんなメーカーから発売されていて、主に最大出力数の違いなどによって値段が異なります。選び方としては、車内で使用する予定の家電製品の中で、一番消費電力数が大きな製品に合わせると良いと思います。ただし、一度に複数の製品を使用する場合（例えばテレビを観ながら扇風機を回したい、など）は、その合計出力数も考慮しておく必要があります。
僕が使用している製品のリンクを貼っておきます。比較的出力数が大きなタイプのもので、5重の保護回路が採用されているので何かと安心です。※詳しくは下記リンク先の商品説明欄をご覧ください。
⇒セルスター
DC/ACインバーター HP310-12V 
ただし、この方法は基本的に車載バッテリーから電源を取るため、エンジン停止中は使用できません。車中泊のマナーとして、停車中はエンジン停止が原則なので、今度はその場合の対策を考えなくてはなりません。
次回はエンジン停止中に電源を確保する方法をご紹介します。
