前項、前々項で車内で家電製品を使用するために必要なものはわかりました。その例として再三に渡って取り上げてきたのがノートパソコンでした。車内でノートパソコンが使えるととても便利です。今回はその活用法をご紹介しましょう。 少し長くなってしまったので目次をつけておきますね。
まずはパソコンを置く台を用意する必要があります。膝の上でカチャカチャやってももちろん良いですが、ずっと下を向いていると首や肩が懲りますし、ノートパソコンは熱を持ちますので膝のあたりに嫌な汗をかいて気持ち悪いです。 そこで、あると便利なのがこのハンドルテーブルです。下の写真は実際に僕が使っているものです。折りたたみ式のテーブルをハンドルにかけて使います。使わない時は運転席の背面にかけておいたり、薄いのでシートの下に置いておくこともできます。
このテーブルは、パソコンの使用以外にも車内で食事をする機会の多い方にも重宝します。
旅先で美味しいお店や人気の温泉などの情報が手に入れられれば便利だと思いませんか?もちろん地元の人に聞いたり、本屋さんやインターネット・カフェなどを利用して調べるのも楽しいですが、せっかく車内で家電製品が使えるようになったので、ノートパソコンを持ち込んでインターネットが利用できたら便利ですよね!?でも、インターネットにはどうやって接続すれば良いのでしょうか。 車内に電話線やLANなどを導入することはできないので、PHS回線を利用したワイヤレス(無線)インターネット接続で通信します。事前にサービスに加入しておかなければなりませんが、具体的にはWILLCOM(旧DDI)の提供するAirH"やDocomoの@FreeD、日本通信Webのb-モバイルなどのサービスが挙げられます。 僕は信頼と実績のあるAirH"の128Kbpsサービスを利用していますが、最近登場したb-モバイルも少し気になっています。@FreeDは体感速度は速いと聞きましたが実質は32Kbpsと64Kbpsのプランしかないのでパスとして(体感しないとわからないのはちょっと勇気が入ります)、b-モバイルはAirH"と同じ128Kbpsの速度を誇りながらAirH"よりも料金設定が安いようです。 僕を含めてこれから検討されている方ために、AirH"とb-モバイルに絞って一番気になる速度と料金を比較してみることにしましょう。
b-モバイルの料金プランは年払いのみのため1か月分に揃えるために12で割っています。 こうやって比較するとb-モバイルが一歩リードですね。b-モバイルは面倒な契約書の記載なども不要らしいのでこれからAirH"から乗り換える人も多いかもしれませんね。 その他、通信可能なエリアや詳細についてはb-モバイルの公式サイトをご覧ください。 また、「たまにしか使わないのに年間契約は困る!」という方にはAirH"のレンタルサービスもあるのでそちらを利用するのも良い手かもしれません。
美味しいものを食べて、ゆっくり温泉に浸かったあとは、眠りにつくまでの間を映画鑑賞しながらゆったりと過ごす…。あなたの車でそんな空間を作り出せたら嬉しいですよね。「でもうちの車にはDVDプレーヤーがないから…」そう言わなくても、最近のパソコンにはDVDドライブが搭載されているので、パソコンがあればDVDを再生することもできます。(搭載されてない人はごめんなさい!) まずは、パソコンを置く場所を決めましょう。もちろんディスプレイが観える位置にさえ置ければ場所はどこでも構いません。僕の場合はフルフラットにして寝転んで観るのが好きなので、ウォークスルーの隙間に元から持っていた洗車台を置くことでベストポジションの確保に成功しました。この台、何をするにもとっても便利です。 でも、これは車によってサイズも違うので、どの車にもピッタリという訳ではありません。あなた流の良い方法を見つけてくださいね。
でも、これだけじゃまだ「DVDシアター」なんて言えません。やはり迫力のサウンドがあってこそのものです。そこで、準備するのがFMトランスミッター。トランスミッターとは音源をFM電波で飛ばす機器で、車内で使用する場合だと、カーラジオを指定された周波数に合わせるだけでスピーカーから音声が聞こえるという仕組みです。
今回は車内でパソコンを使うための方法を紹介しましたが、次のページでは、車内で快眠するには、快適に過ごすには何が必要なのかを見ていくことにしましょう。
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